ダイエットに必要な上手なカロリーコントロール
今回ははカロリーの話を少し。
(ちょっと前回の続きみたいなそうでもない様な話です。)笑
みなさんはカロリーコントロールしてますか?
されている方はどういう形でやられてますでしょうか?近年ではどの食品にもカロリーの記載がされていますよね?
なかにはカロリーゼロなんてたくさん見かけますね、そういいうのを見てなるべくカロリーの低いものを選んで食べられていますか?
よく、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで消費カロリーを摂取カロリーが上回ると太る、といいますよね?
(いいますよね???)
そこで自分の一日の消費カロリーは◯◯◯◯kcalだからそれ以下に食事のカロリーを抑える。みたいな感じでみなさん取り組んでいると思います。
カロリーの元々の定義は「1グラムの水の温度を1度上げるのに必要な熱量」
そしてそのカロリー(熱量)の元になるのは栄養素ですね?
そしてそれぞれの栄養素が持つ熱量は
1gあたり糖質4kcal タンパク質4kcal 脂質9kcal ビタミンミネラル0kcalとそれぞれの熱量をもっていますね?
(知らなかったですか?知っときましょう)
これ見るとやはり
脂質が糖質やタンパク質の倍以上のカロリーがあるのがわかりますよね?
なのでおそらくカロリーを気にされる方は脂質を避けた食事を心がけると思います。
しかし、前回の話ではみなさん糖質を抑えた食事をしているんですよね?「低糖質ダイエット」などで。
では、食べられるのがタンパク質とビタミンミネラルしか残りませんね?
そうするとタンパク質やビタミンミネラルは体にいいというイメージが出ますか?
いいえ、動物性のタンパク質は腸内の悪玉菌のエサになり、食べ過ぎると腸内環境を悪くします(腸内環境の話はまたしますね)
ビタミンも摂りすぎると体に害があるものがたくさんありますよね?(知りませんでした?これもいつかお話を)
なんか・・・・食べるものないですね・・・・
どうしましょう?みなさんはどうされていますか?
仮に、カロリー抑えて、糖質抑えた食事を続けたとしますね。
痩せると思いますか?
答えは、やつれます。笑
要は、体に良くないわけです。糖質も脂質も人体にとって重要な栄養素です、ただ、何度もご説明してきていますが
摂りすぎてはいけないんです。
上記に5大栄養素書きましたがすべてとても大切な栄養素なんです。どれも欠かしてはいけません。
そして各栄養素には様々な種類があります、その種類の中で是非摂ってほしいもの、摂って欲しくないもの、があります。
どの栄養素も良い面も、注意しないといけない面も持っているんですね。
脂質だって飽和脂肪酸は控えてほしいですが(簡単に言うと冷やすと白く固まる動物性の油です)オリーブオイルや今はやりのココナッツオイル、DHAやEPAなども脂質です。これらは非常に体にいい(だからと言って摂りすぎないでくださいね)
このように偏食は太る原因になったり、免疫力が下がって病気になりやすくなったり、体を構成しているタンパク質が分解されてしまったり、腸内環境を悪化させたりします。
なので
を気をつけるべきですね。
それを踏まえて、カロリーと上手に付き合う方法をひとつ。
カロリー表示は今まで通りしっかり目を通してもらい、そのカロリーに対してどういう栄養素が入っているか見てみてください、カロリーが高いものはなぜこんなに高いのか?逆に結構高めでも体に良い場合もあります。(それと一緒に原材料もみてもらえるといいですね)
そしてカロリーゼロ表示は大抵カロリーゼロでは無いですしそこは大事なところではありません。(私にとってはカロリーゼロは全く魅力無い、笑)
カロリーコントロールとはカロリーをどれくらい摂ったり抑えたり消費したりするということではなく、なんでそのカロリー数なのかを知ること(もしくは知ろうとすること)と思って上手に付き合ってみてください。
ちなみに私は自分の一日の摂取カロリーも消費カロリーも把握してません。笑
把握しているのは自分に必要な栄養素とその量です。
余談ですが2015年7月のドイツのフランクフルトで出場したトライアスロンの大会ではその競技中に消費したカロリーはなんと1万kcalをゆうに超えていました。笑
大会直後は暑さもあり(その日は38度の猛暑)体水分量が減り体重落ちましたが、2日後には体重は元に戻っています。
パーソナルトレーナー Ryota