美しい姿勢を手に入れたいならコレ!

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姿勢の「要」

さて、以前も姿勢の話はしましたが、みなさん綺麗な姿勢とれていますか?

ご自身で姿勢には自信があるという方、普段どんな意識をしていますか?

つま先の方向? 膝の方向? 骨盤の角度? お腹に力を入れる? 胸を張る? 肩を引く? 顎を引く? それとも・・・

どうでしょう?日々どこに意識を置いているでしょうか?そして綺麗な姿勢をとるのに一番大事な場所はでどこでしょうか?

実はひとつポイントがあります。ここがしっかりしていないとどれだけ頑張って意識しても綺麗な姿勢は難しいんです「要」の場所です。

その場所をしっかりトレーニングとストレッチをしてあげることで姿勢は大幅に変化していきます。綺麗な姿勢も楽にとることができるようになってきます。私のパーソナルトレーニングでも姿勢を改善するときはまずここの筋力や柔軟性をみてアプローチをかけていきます。O脚に悩む方も基本的にはこの部分の原因が大きのでO脚を治すのにもとても有効です。また、この部分がしっかしトレーニングされてくると年配の方でもしっかり歩けるようになるきっかけになりますし、足腰の強化にダイレクトに影響が出てきます。いつまでも健康で元気にいる秘訣の一つですね。

さて、その場所もうおわかりですね。

そうです、股関節です。

 

綺麗な姿勢と、健康な身体を手に入れるにはここのトレーニングが必須!

股関節と一言で言っても大小のかなりたくさんの筋肉が集まって付いています。大臀筋・中臀筋・梨状筋・大腿四頭筋・ハムストリング・内転筋群・大腿筋膜張筋・縫工筋・腸腰筋などなどです。

その中でも綺麗な姿勢をとるのに取り分け大切なのが腸腰筋です。腸腰筋とは腰椎(腰の位置の背骨)から大腿骨(太ももの骨)の付け根についている大腰筋・骨盤から大腿骨の付け根についている腸骨筋の2つを総称して腸腰筋といいます。作用としては股関節を曲げる働きを持っていますが、それよりも大切な働きは骨盤や腰椎を安定させることにあります。

人間は重力に逆らって2本脚で直立して立っています、安定して立つためには骨盤の中心に重心を置きます。この部分は昔から体の中心と考えられており丹田と呼ばれれていますね。ここが安定していないと真っ直ぐ立つことが出来ず余計な場所に力が入ってしまい慢性的な凝りなどに発達したり、また、骨盤の歪みにつながり腰痛の原因になったりします。

その中心を部分をしっかり支えて安定させているのが腸腰筋ということです、姿勢を良くするためには他にも要素があるのですが根本は体の中心を安定させる腸腰筋がとても大切になってきます。この腸腰筋が弱ってくると歩行時に足が上がらずよくつまづいたり自分の体を支える力も弱くなり姿勢はどんどん崩れていきます。また使わないと硬くなってしまうので血流が悪くなり弊害も出てきます、特に一日中座り仕事が多い方は股関節周りの筋肉は使われず腸腰筋も硬くなってしますのでしっかりストレッチをしてほぐすことが必要です。腸腰筋は深層部の筋肉なので触ることはできずマッサージなどは難しいとされています、しっかりトレーニングで動かすこととストレッチで良いコンディションを保つことが大切になってきます。

 

腸腰筋トレーニング

この腸腰筋のトレーニング方法はたくさんありますが、簡単なものを何点かご紹介しますね。一番優しい順に4つご紹介します。

Level1 シーテッド ニーアップ

椅子に座って膝あげ(動作中は骨盤や腰が動かないようにします)10回〜30回 2〜3セット

Level2 レッグレイズ

仰向けになって両足を床と垂直方向へ上げてくる(足を下げた時に一緒に腰が反ってしまわないように、反ってしまう方は膝を曲げて行いましょう)10回〜15回 2〜3セット

Level3 スクワット

立った状態で両足を肩幅に開き椅子に腰掛けるようにしてしゃがむ(実際椅子を使ってもよい)お尻が膝の高さぐらいまで来たら立ち上がる(膝がつま先より前に出ないように注意、股関節をしっかり曲げることを意識する)15回〜30回 2〜3セット

Level4 ランジ

立った状態で一歩前へ踏み出し、前方の脚へ体重をかけその状態で真っ直ぐ下へしゃがむ(前方へ流れないように、膝がつま先よりも前に出ないように注意する)前足の股関節を使ってで立ち上がる意識を持って立ち上がる 左右10〜15回づつ 2〜3セット

※トレーニングは自己流にならないように専門家がいればしっかり習って行うようにしてください。できるようになれば自宅で簡単に5分もあればしっかりトレーニングできます。

美しい姿勢を手に入れて、いつまでも健康でいたい方は覚えておいてください身体の「要」です。

パーソナルトレーナー Ryota

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