運動が苦手・運動初心者の人へのアドバイス
大丈夫、運動が苦手な人は世の中にいない
健康な体づくりやダイエットで綺麗な体づくりのためには正しい食生活とともに運動を取り入れることはもはや常識ですね、近年では多くの方がご自身に合った運動を取り入れて体調管理やダイエット、体力の向上や生活習慣病の予防や改善に取り組まれているのではないでしょうか?
これはとても素晴らしいことだと思っています、運動することもとても素晴らしいのですが現状に満足せず、または問題を解決するために行動を起こして実践されている人が増えてきていることが何よりも素晴らしいと感じています。
今回は運動を取り入れてはみたがなかなか続かなかったり、効果が出ない、もしくは逆に疲れて体調が崩れる、私には運動はやっぱりむいていなかった・・・などなど。「運動初心者の方」や「自分には運動は向いていないんじゃないか?」「運動は必要だと思うけど、どうもやる気になれない」と感じている人にちょっとアドバイスを送りたいと思います。
まず最初に断言しておきましょう。
世の中に運動が向いていない人はいません。ただ、知らないだけなんです、ちょっとしたことを。大丈夫です、年齢性別問わず誰でも運動はできます。
あなたはどんな運動を選びますか?
まずは運動選びです。皆さんはどんな運動を取り入れてますか?
筋力トレーニング・ランニング・ウォーキング・ヨガ・ピラティス・水泳・自転車・ゴルフまずはなんでもいいと思います、自分が興味のあるものを選んで行ってもらえればいいと思います。ここで大事なのは「興味があるもの」です、出来そうなものや楽そうなものを優先して選ぶよりやってみたいものを選ぶのがまず大事です。そして遠い将来でもいいので夢(目標)を描ければなおいいですね。例えば運動にランニングを選んでいつかはフルマラソン完走してみたい、とか。筋力トレーニングを選んで20歳の頃の体形を取り戻すとか。そういうものがあるといいですね。
やはり運動は楽しんでやることが一番です。
運動の種類によって運動効果はもちろん違うのですが、まずはやることを優先させましょう。運動種目は後から増やして並行してできるものもたくさんありますし変えることだってできます、あまり考え過ぎず興味が湧き楽しめそうなものからやってみましょう。体を動かすということがまずは何よりも大事です。
あなたは運動をするときに何を意識している?
さて、やりたい運動が決まり実際にその運動を実施します。もうこの段階に来ている人がほとんどだと思いますが、ここで一つ質問です。どんな運動をしているにせよ、
あたなはその運動をしている時何を意識していますか?または何を考えていますか?
どうでしょう?どんな答えが出てきましたか?
ウォーキングやランニングを行っている人は意外と色々なことを考えながら行っていたり、筋力トレーニングをやっている人は重りを上げることに集中していたり、ゴルフをやっている人はボールを打つことに意識を持っていったりしているのではないでしょうか?
これらは当たり前といえば当たり前なのですが、運動初心者の人や運動が苦手な人はこれでいけません。いや、ダメではないんですがおそらくこれでは上手くいきにくいんです。いつまでも上手くいかなければつまらないですよね?それにせっかく興味を持って始めたのに楽しくなくなってしまいます。「自分には向いてない」なんて思うようになっちゃいます。もう一度言いますよ、世の中に運動が向いていない人はいません。
では、運動初心者の人や運動が苦手の人は何を意識してやればいいんでしょう?
結論から言っちゃいましょう、それは「フォーム」です。
まずどんな運動でも最初は「体」を意識しましょう。具体的に言うと「体の使い方」に意識を置く感じです。
例えばランニングを取り入れたとします、今まであまり走ったことがない人がただ闇雲に走っているだけではすぐにバテてしまったり膝や足が痛くなったり無理をすると怪我の元にもなってしまします、せっかく楽しんで健康を手に入れることができるのにこれでは成果も健康も手に入りません。背筋は伸ばして走ってみよう、肩はリラックスさせて、目線は少し前方かな?歩幅は広くなりすぎないように・・・。などと体の使い方を意識してやってみると意外と色々なことがわかってきます、色々な発見もできて自分が少しづつ成長しているのも感じ取れます。ほんの少しの意識で大きく結果が変わることもあります、できなかったことができるようになる感じです。これはとても大切なんですね。そのうち景色を楽しみながら走ったり会話しながら走る余裕もすぐに出てきます。
まずは意識を自分に向けて、体の使い方、動作やフォームを意識してやってみましょう。これはどんな運動でも一緒です。
筋力トレーニングのスクワットなどでも足の幅、背筋、つま先や膝の向き、目線、お尻を落とす深さ、などただしゃがんで立ち上がるのではなく姿勢や動作を意識することによって運動効果は飛躍的に上がります。また怪我のリスクも大幅に減少します。
ここで一つ注意点ですがこの段階では技術はそれほど重要ではありません。今意識してることが正しいのかどうかは少しづつ学び修正していけばいいので心配は無用です。(トップアスリートでも日々フォームの改善や試行錯誤をしているのですから)ただ、我流ばかりではさすがによくありませんので専門家に教わったり、運動仲間で助言しあったり、本やインターネットで勉強したり、少しづつ吸収していってもらえるといいともいます。
どんな運動でも、誰にでも出来ます。新しい運動を始める時や、上手くいかなくなったり行き詰まった時も一度意識を自分に向けてみるといいかもしれません。