日常から綺麗に歩いてカラダ作り2

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前回は日常の生活自体が「有酸素運動」という話で、その中でも普段の歩き方や階段の上り方などを意識すると運動効果が上がるということでしたね。

しかし、歩き方を意識するといっても何をどう意識すればいいかわからない。
もちろんここでもご説明させていただきたいのですが、これは個人によってアプローチは変わってきますし、文面ではなかなかうまく伝えれないところがあります。
ですがこの「普段から意識して歩く」というだけで有酸素運動効果、お尻などのエクササイズ効果、何と言っても綺麗で足も長く見るんですから一石三鳥ですよね?それに普段の生活の中にあることなので嫌でも継続できてしまいます。

なので、少しアドバイスを考えてみました。(うまく伝わるか不安ですが)
まず、覚えておいて欲しいのが、歩くまたは走るという動作は脚で地面を蹴って前に進むことではありません。
歩く(走る)というのは重心の移動によって行うものなんです。
(大丈夫ですか?いきなり混乱してませんよね?)
なので、無理にまたは故意的に足で地面を蹴る必要はないんです。
これは私のクライアントにもよく言うアドバイスですが、
まずは、足は地面に置いてくるだけです。(ついてきてますか?多分半分以上が脱落したと思われます、笑)
意味はまだ深く考えないでいいです、とりあえず頭に入れとくだけでいいですよ。

では、まずは裸足でいきましょう、靴は無しです。そしたら自分なりに真っ直ぐに立ってみましょう。おそらく個人差があり私が見たら真っ直ぐではない方もたくさんいると思いますがそれは今回は良しとしましょう、自分の中での真っ直ぐで構いません。
そうしたらあえてちょっと悪い姿勢にしてみます、踵(かかと)に重心を持ってきて、みぞおちを背中の方に両肩を前へ顔も前へ出てしまいますよね、俗に言う猫背です。
それではそのまま歩いてみましょう。
どうでしょう?
足が自分より前に着地してませんか?仮に顔は真っ直ぐ前を向けたままでも目線を下にすれば自分の足全体が見えますね?そして変な歩き方ですよね?笑。(でも街中に結構います)
その着地ポイント覚えておいてくださいね。

では次です。
今度はまた真っ直ぐ立ってみましょう。つま先は真っ直ぐ前(開かないように)みぞおちを少し上に上げて、下腹部(おへその下)をほんの少しへこまします。できましたか?
そうしたら体は真っ直ぐのまま、踵をほんの少し浮かしてみましょう、そのとき踵は地面から離れない程度です、重心が足の裏の前方に移る程度でいいです。そうすると自然と上に伸びてさらに真っ直ぐな姿勢ができます。
お腹だけ前へ出て体が弓なりにならないように気をつけて、体は真っ直ぐのままです。
(上手くできない方はいちど踵もめいいっぱい上げて、手も上げて、大きく上に背伸びをして、ゆっくり手と踵を下ろしてみましょう、そのときかかとは完全に降ろさず今言った踵が地面から離れない程度の場所までです)踵は地面から浮いていませんね?
その足の裏にかかっている重心覚えてください、そのまま片足を軽く浮かしてみましょう、それが着地したときの感じです。

では、重心はそのまま前方、
同じく顔、胸、腰の位置は高いイメージで自分の真下あたり厳密には顎の下に着地(置いてくるだけ、着地の重心忘れないように)して歩いてみてください、歩いているとき顔は真っ直ぐで目線を下げてもつま先がほんの少し見えるか見えない程度のところです。そしてその着地させた脚の上に体を乗せていきます、片足に体重が乗ったときに、すっうと体全体が真っ直ぐになるようにしてくださいね。
(歩き出しの時に、真っ直ぐ立っている状態から前に倒れていく感じで自然と足が前に出てくる感じでいけると重心移動の感じが掴めるのですが、実際ここでこれを上手く伝えることができる自信がないのでなんとなくわかる方だけトライしてください)

よくある間違いは、歩幅を狭くしようとして腰が丸まり、膝が曲がった状態でつま先だけで着地してしまうこと、(チョコチョコチョコっと歩いてしまう感じ)膝は実際伸ばしきるわけでは無いのですが9割がた伸びた感じで(伸ばしきらないように)腰を高い位置で着地しましょう。

姿勢、重心、歩幅、顔胸腰は高い位置で着地の時は体を縦に真っ直ぐのイメージ、あとは肩はリラックスです。(変に肩甲骨を寄せて胸を横に開く必要はありません、猫背気味の肩はほんの1センチほど肩を後ろへ引いても構いませんが基本はリラックスです)猫背や重心が後ろだったり大股では綺麗に歩けませんし筋肉も正しく使えません。

是非練習してみてください。女性はヒールを履いても同じ意識です。

パーソナルトレーナー Ryota

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